MESSAGE
製作者からのメッセージ
私たちは地球規模の危機の最中にあります。全ての生命はつながりあっているという否定し難い真実を私たちは忘れてしまったのです。
プラネタリーは未来を見通し、警鐘を鳴らします。地球上の大陸の美しさに目をやりつつ、私たちの宇宙的起源や未来の姿へと私たちの想像力を喚起し、現代主流となっている視点を今こそ転換する時であることを詩的に、そして静かに語りかけます。自分たちが何者であるのか、お互いとの関係や世界との関係を振り返り、自分たちもまた地球の一部である事を思い出してもらえれば幸いです。
We are in the midst of a global crisis of perspective. We have forgotten the undeniable truth that every living thing is connected.
PLANETARY is a provocative and breathtaking wakeup call – a cross continental, cinematic journey, that explores our cosmic origins and our future as a species. It is a poetic and humbling reminder that now is the time to shift our perspective. PLANETARY asks us to rethink who we really are, to reconsider our relationship with ourselves, each other and the world around us – to remember that we are PLANETARY.
私たちは地球「上」に生きているのではありません。私たち自身が地球なのです。
46億年の深い眠りを終え、ガイアは今、私たちを通して目覚めようとしています。
プラネタリーは現代という未曾有の時代をいかに生きるかを私たちに問いかけます。
この映画を通して私たちを支える生命の織り物の存在に気づき、人間として生きることは惑星として生きることであるというメッセージがみなさんに届く事を願っています。
Philosophy, Cosmology and Consciousness 教授
California Institute of Integral Studies
ショーン・ケリー
私たちが生きているこの時代は、多くの人びとのなかに地球人としての意識が目覚めつつある時代です。
この目覚めのきっかけは40年以上前、テクノロジーの進化によりもたらされました。
そして今、地球規模のさまざまな困難や危機が、より多くの人びとの目覚めを必要としています。
地球温暖化・環境汚染・放射能汚染・森林伐採・海洋資源の枯渇…といった問題は
もはや一国の問題ではありません。どの国なら安全で、どの国は危険というようなことはないのです。
こうした危機的状況は時として人びとの不安を煽り分断をうみ出します。
世界中のさまざまなニュースがそれを裏付けています。私たちが生きるのはまさにこうした時代なのです。
【映画本編の大体の流れ】
・Space (宇宙)
・Earth (地球)
・Gaia (ガイア)
・Mass Extinction(大量絶滅)
・Disconnection (分離)
・Great Turning (大転換)
・Seeing (見る事)
・The Great Circulation(大いなる循環)
・Meditation (瞑想)
・Indigenous (土着の民)
・Planetary Civilization (惑星文明)
・Epilogue (エピローグ)